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スプリント療法は就寝中にマウスピースを装着することで、顎関節の変化を起こして歯ぎしりや食いしばりを改善したり、歯ぎしりや食いしばりの負担を分散・軽減することで顎関節症の症状を軽減する治療です。
マウスピースは顎関節症の症状や改善目的に合わせて必要な時にその都度製作します。

 

■ 前歯接触型スプリント

前歯のみが接触するマウスピースです。
開口反射を誘発させ、口を開く筋肉の活性化と口を閉じる筋肉の緊張を緩和する効果が期待できます。

■ 全歯列接触型スプリント(スタビリゼイションスプリント)

上下の全歯列を均等に接触させるためのマウスピースです。
咬合接触の異常や咬み合せ異常の問題をマウスピースが吸収することで、一部の歯の過度な接触がなくなり下顎の安定が得られます。神経筋機構が円滑になるため咀嚼筋などの筋肉の緊張が解け、顎関節症の症状を緩和します。

■ 前方整位型スプリント

上顎または下顎の全歯列に装着するマウスピースです。
関節円板が前方に転移し、顎関節に異音がある場合に症状の緩和を目的に装着します。

■ ピボット型スプリント

奥歯のみが接触(咬み合う)する上顎またじゃ下顎の全歯列に装着するマウスピースです。
顎関節の疼痛による開口障害を改善する場合などに装着します。

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