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装着の始めから痛みのない義歯を作っています。
その工夫①
歯肉の型どりの工夫
歯肉の厚さは、左図Aの様に顎の場所によって大きく違っています。義歯で嚙むと、歯肉に力がかかり、柔らかい歯肉は凹みます。薄い歯肉の場所では、厚い場所より早く当たる様になります。従って、歯肉の型をそのまま採ったのでは痛い、当たりの多い義歯が出来てしまいます。これを避けるには、型どりの時に、嚙んで使っている時の様に歯肉が変形している型を採る様にしなければなりません。そうすれば痛みの無い当たらない義歯が作れます。そのために型どりの工夫が必要です。
その工夫②
柔らかい材料を使う。
顎の骨はBの様に極端に出っ張った部分があります。この様な場所は型どりの工夫だけで、当たりを防ぐことが出来ません。その様な所は、義歯の硬い材料ではなく特別に軟らかい材料でつくらなければなりません。
痛みの出ない義歯でも保険適用の義歯は装着の違和感が残ります。
保険適用の義歯
費用は\1000~20000位
保険適用の義歯は全体をレジン(プラスチック)で作ります。残っている歯の何本かにバネを掛けて固定します。強度をとるために顎の広い範囲(Cの部分)をおおい、また厚みも必要です。その為に違和感が残ります。装着感を考えて、なるべく小さく作りますが限界があります。装着感の良い義歯を作るにはどうすればいいでしょうか。
装着感がよく、残っている歯を弱くしたくない方の為に考案されました。それは、
(保険適用外)
\158000
スペシャルデンチャーは、保険適用義歯のCの部分が無くて装着感は、格段に優れています。フレームに金属を使用しますので、薄く作れて強度もあります。保険適用の義歯は、残っている歯の数本にバネを掛けて義歯を固定するので、バネの掛かった歯の負担が多くなり、歯が弱り易くなります。スペシャルデンチャーは、残りの歯全体をフレームが固定する構造になっており、残りの歯を守れます。またそれが同時に、義歯を歯に固定することにも役立っています。
ヘッディング (小)
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