歯を削ったり人工的な材料を使わないで、ご自宅で歯を白く出来る治療法です。 一回につき2 時間以上、薬剤を注入したマウスピースを装着します。通常はホワイトニング開始後、2~3日ほどで白くなってきたことを実感します。
マウスピース
上顎 ¥6000
下顎 ¥6000
ホワイトニング薬剤一本¥2000
\14000で上下の歯を美しく白くできます。
ホワイトニング中の注意点
マウスピースから薬剤が溢れたら
「薬を沢山使った方が早く効果が出るのでは?」と、ついついマウスピースに沢山薬を入れたくなってしまうかもしれませんが、量を多くしてもマウスピースを歯にセットすると、ほとんどあふれ出てしまいますので、効果が出るまでの期間や白さの度合いは変わりません。
ホワイトニング後はすぐに飲食しない
ホワイトニングは薬剤の効果によって歯の色を抜いていきます。歯の色を抜くということは、一時的に歯の表面にダメージが残っているため、歯に色が入りやすくなることも意味してます。そのため、マウスピースを取り外した後は、 30分〜1 時間は飲食は控えて頂いた方が、いい結果が出やすいと言われています。
ですが、例えば就寝時にホワイトニングをしていた場合は、外してから30分~1時間も朝食を抜く、というのも大変だと思います。「必ず時間を空けなくてはいけない」というわけではないので、自分の生活スタイルと照らし合わせながら、毎日のマウスピース装着時間を設定するようにましょう。
ホワイトニング中に控えたいこと
飲食物の注意
ホワイトニング中は歯の色を抜く薬剤の影響で、逆に色がつきやすい状態にもなっています。このような状態で、カレーやミートソース、コーヒー等の色の濃い食べ物や飲み物(着色性食品)や、タンニンが含まれるワイン、紅茶などを口にすると、着色汚れとなるステインが歯に付着しやすくなってしまいます。この期間は、着色性の強い食べ物や飲み物は控えるとよいでしょう
また、食べ合わせにも注意が必要です。着色性食品はすぐに口をすすげばある程度の着色をおさえることができますが、着色性食品と同時に着色補助食品をとってしまうと、口の中が酸性化し、歯の表面が溶けてさらに着色しやすくなってしまいます。
◆控えたい食べ物
カレー、ミートソース、醤油、味噌、ケチャップ、トマトソースなどの色の濃い食べ物や、着色料を使用している食品
◆控えたい飲み物
赤ワイン、コーヒー、ココア、紅茶、抹茶、コーラなどの色の濃い飲み物
◆着色補助食品
炭酸飲料、スポーツドリンク、柑橘系食品、酢など
飲食物以外での注意
タバコに含まれるタールやニコチンは口の中で茶色に変化しますが、これらが唾液中のカルシウムと結びつくことで歯に付着しやすくなり、着色の原因となります。この他、口紅やうがい薬等も着色の原因となるため、控えることをおすすめします。
歯磨きは大丈夫?
市販の歯磨き粉は原材料に着色料を含んでいることがあります。歯への着色が気になる方もいるかと思いますが、歯磨き粉に入っている着色料はそれほど多い割合ではないので、あまり神経質になる必要はないでしょう。しかしながら、白い歯を意識する方にお勧めしたいのは、白くて研磨剤の無いペースト状の歯磨き粉です。研磨剤入りのものに慣れてしまうと、少々物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その分しっかりと丁寧に磨くことができるのではないでしょうか。
ホワイトニング後の注意点
歯は日々の生活や加齢によって色が変わるため、ホワイトニング効果が永久的に持続するわけではありません。少しでも白さを長持ちさせるために、以下を意識してみてください。
しっかりと歯磨きを
歯に食べ物の色素が付着、沈着しないよう、食事後は少しでも早く歯磨きをしましょう。その際、色素を分解し、着色を防ぐ成分が含まれた歯磨き粉を使用するのもよいでしょう。
歯磨きをすることが難しければ、口をすすぐだけでもある程度の着色をおさえることができます
定期的なメンテナンス
歯は使っているうちに、食べ物等による着色で、だんだんと黄ばんできます。定期的に受診し、必要があれば再びホームホワイトニングを行いましょう。薬剤だけの購入でできます。またホワイトニングは行わないまでも、歯科医院専用の機器で歯のクリーニングをおすすめします。これにより、日々の歯磨きでは落としきれない着色汚れを除去することができます。
マウスピース、薬剤の取り扱い・保管
マウスピースは清潔に
使用後のマウスピースは、傷つけない程度に軽くブラシで磨き、しっかりと乾燥させてからケースにしまいましょう。湿ったままではカビや細菌の原因となってしまいます。また洗い流す時はお湯でなく水を使ってください。熱湯をかけるとマウスピースが変形する可能性があります。
薬剤は冷暗所・冷蔵庫に
薬剤は熱や太陽光に弱い性質を持っているため、冷暗所か冷蔵庫に保管しましょう。この際、冷凍庫の使用は厳禁です。また誤って口にしないよう、お子さんの手の届かない所に保管してください。